朝活という言葉はここ最近出てきたように思います。
朝というのはたいていの人が時間がないと嘆いているのではないでしょうか。
確かに朝は時間がそれほどありません。というのも仕事しているからです。仕事をしている人にとっては朝の出勤までの時間というのは非常に重要な時間として捉えられている人が多いと思います。
実はなぜ朝は時間がないと思うのでしょうか?
出勤時間からの逆算で起きているから
普通の人は出勤時間からの逆算で朝起きている人が多いのです。
例えば朝の始業開始が9時の場合大抵の人が8時45分頃会社につくように段取りすると思います。
通勤に30分なら8時15分に家を出るという人が大半です。そして準備時間が30分かかるということなら7時45分に起きるという感じの逆算をしている人が多いと思います。
となれば7時45分に起きれば会社に間に合うという感じになるわけです。
実はこの逆算ということが非常に問題なのです。
となれば寝る時間も逆算になるわけですね。毎日6時間寝たいのであれば、7時45分に起きるということを考えれば、1時45分に寝るという感じになるわけです。7時間ねたければ、12時45分に寝るという感じになるわけですね。
結局逆算になるのです。そして会社から自宅に帰ってくる時間が19時頃なら寝るまでの約6時間の間何かをしようと考えるわけです。
そこでお酒を飲む人なら19時頃から飲み始めるわけです。そしてお風呂に入って、グダグタテレビを見て・・・という無駄な時間を過ごすということにもなるわけですね。
実は夜の活動というのはあまりよくありません。
夜は基本的にはテレビなども面白いテレビをやっていたりいわゆるゴールデンタイムの時間帯になるわけです。ゴールデンタイムの時間帯というのは正直なところ一番無駄な時間帯だと思っております。
テレビは面白いテレビをやっていますが、結局のところ自分にのこるものはあまりありません。
発想の転換で朝の時間を有効活用する
毎日7時45分に寝ている人なら毎日6時に起きて朝の1時間45分を有効に使ったほうがよくないですか?
朝からお酒を飲んで出勤をするという人はいないでしょう。ということは朝は頭の回転も非常にいい時間帯になっているので、非常にいいリズムのとれる時間帯になるわけです。
また朝はそれほど面白いテレビをやっているわけでもなくニュース主体の番組です。ニュース主体の番組なら新聞やネットニュースなどでピックアップして読むことも可能なのです。結局ニュースなどを見たい人というのは、テレビから流れている情報をずっと見るのではなく、いわゆる流し読みで十分だと思います。
流し読みすることで、かなりの時間短縮になるわけです。いわゆるタイトルだけ読んでいくわけです。タイトルだけ読んでいくことにより大きな流れはつかむことが出来ると思います。仕事がら新聞を読んでいるのは当たり前という部署で仕事をしている人もいるでしょう。
そういう人でも流し読みをするだけで十分なのです。朝は寝る時間のためにあるわけではなく、自分の有効活用出来る時間帯として捉えることが出来るようになれば一人前です。
となると寝る時間を早める必要があるわけですが、毎日1時頃寝ている人はいつも思うわけです。11時にねるのはもったいないと
実はもったいなくありません。朝その分早く起きるわけですから起きている時間だけみれば平等なわけです。
また朝6時に起きて自宅にいるのは非常にもったいないです。実は早起きして出かけるのです。逆算で会社に行くわけではなく、朝はためらわず早く出勤するわけです。
別にその時に会社に行く必要はありません。あくまで朝活のために出勤するわけです。そして本をよむ時間を作るでもいいし何か勉強する時間でもいいのです。
本気でやる人なら駅のベンチでも十分朝活は可能なのです。
時間をシフトするだけ
朝活といっても実際には時間がシフトされるだけなのです。また朝活をすることにより、出勤時間というリミット時間があるので、効率よく朝活出来るわけですね。
夜はそれこそダラダラしているので、もし何かをはじめたとしても寝る時間を遅くすればいいかな?なんて自分に甘える人もいるわけですが、実際にはそういうことではありません。
朝活をする人は出勤時間に合わせて効率よく自分の時間にあてるわけです。
出勤時間に間に合わなかったら遅刻しますからね・・・寝る時間を遅くしても遅刻にはなりませんからね・・・
ただしその時間シフトという考え方は頭の中でわかっていてもなかなか出来ないのが人間なのです。
ちなみに起きると決めたら起きることが非常に重要になります。
寝る時間を同じにして単純に早起きするのではありません。寝る時間を確保したまま朝起きるのです。
寝る時間は非常に重要です。朝活している人でもきっちり寝ているのです。それも10時くらいに寝るのがベストでしょうね。
体にも10時頃寝るのは非常に良いと言われております。
10時頃寝て5時〜6時の間に起きるというのがベストでしょう。ちなみにわたしはいつも4時半頃起きています。前の日に飲んで帰ったりすると4時半は結構きついですが、毎日起きる時間を固定化させることでまず間違いなくその時間に目覚めます。
そして毎朝することを決めているので、かならずそのように行動するのです。いわゆるルーチンと言われるものです。
基本的に同じように朝は行動します。同じ時間に起きて、同じ時間にご飯を食べて、同じ時間にトイレにいって、同じ時間に家を出るそして同じ電車に乗ってということを繰り返すわけです。
それがリズムとして定着してくれば本当に面白いと思います。なれないうちはどうしていいのかわからないと思っていても慣れてくるともっと朝早いほうがいいんじゃないの??とか思ってきます。
毎日始発に乗っている人もいる
毎朝本当にこの人何をしているんだろう?と思うくらい始発に乗っている人が多いです。始発というと5時台の電車ですが、寝ている人もいれば何かをしている人もいます。空いている電車なので、何か行動を起こしやすいのでしょうね。
朝は本当に空いていてかなり清々しいです。ちなみに冬は一番つらいですが、自分で決めているので、冬だろうが同じ時間に家を出ます。
また夏は朝のほうが涼しいのでかなり行動し易いです。
子供の頃には夏休みの宿題は朝にしなさいといわれたものです。といっても9時頃なので、かなり暑かったような気がしますが・・・
朝6時からラジオ体操にいっていたことが懐かしいですが、6時のラジオ体操で帰ってきて6時半からご飯を食べて7時から宿題をすればある意味ルーチンなわけです。
そういうことを習慣づけるということはかなり大事なことかと思います。
ぜひこういうことを活用してみてください。
早起きがいいわけではなく、朝の決められた時間を有効活用することが最適
朝早起きがいいというわけではありません。早起きがいいというのは誰が考えたのかわかりませんが、早起きするということで朝の時間を有効活用することができるからいいという考え方のほうが強そうです。
サラリーマンでも早起きして会社に出勤する人も多いでしょう。部下からすると上司がそれだったらかなり嫌だと思いますが・・・
それでも早起きがいいわけではなく、朝の静かな時間に作業をするということが非常にいいわけです。
早起きをすることで、朝に活動の時間を持ってくることができるのです。
朝はそれだけ時間を有効活用することが可能ということになるわけです。
早起きをする習慣がない人は毎日30分だけ早く起きていつもより30分準備を早く済ませましょう。そしていつもより早く出るのはいまいちかもしれませんので、その30分なにか趣味の時間にあてましょう。
寝ているほうがいいという人も多いと思いますが、それは30分早く寝るように心がければ問題ありません。
結果的に早起きをするということで、間違いなくいいことがおきるのです。はじめの1週間は意味のない早起きと感じるかもしれません。それが習慣づいてくると間違いなく朝の時間は活用できるようになってくるのです。
朝の時間を活用できるようになってくると夜起きることが馬鹿らしくなってくるのです。そういうことを考えるとやはり朝活というのは非常におすすめできるかと思いますね。